許芝(きょし)


姓:許
名:芝
字:
生没年(?-?)
出身地:
親:
子:

魏の太史丞(暦を司る役職)。220年、曹丕が漢から禅譲を受けて皇帝に即位する際、 図讖(予言書)や易などを根拠に禅譲の正当性を上奏した。 また、223年には王朗らと共に 諸葛亮に書簡を送り、蜀が魏の藩国になるよう諭した。 諸葛亮は返事を送らず『正義』を著してこれに反論した。 (魏書・文帝紀)
『演義』では左慈の幻術で病を発した曹操管輅を紹介している。 魏が漢に取って代わるべきだという発議を行い、 献帝に譲位を迫る華[音欠] に同行して漢は魏に交代する運命にあると上奏した。
許芝の上奏から一連の禅譲劇が始まります。
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