王烈 彦方(おうれつ げんほう)


姓:王
名:烈
字:彦方
生没年(141-218)
出身地:冀州平原郡
親:
子:

後漢末の名士。その学問と人格は広く知れ渡っていた。飢饉の際には私財をなげうって郷里の者を助けた。 様々な人物が彼を招聘しようとしたが、それらには全く応じなかった。董卓 の乱が起きると、管寧とともに遼東に逃れた。 度々公孫一族からの招聘を受けたが、それに応じず、商人に身を落して暮らした。 当地の市場で不正な掛け値をしなくなるよう導いた。

曹操は何度も彼を招聘しようとしたが、公孫康 は王烈に代わって言い訳をして彼を行かせなかった。218年に病死した。(魏書・管寧伝)

「演義」には登場しない。


「正史」の管寧伝に彼の善行が詳しく描かれています。
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