王業 (おうぎょう)
姓:王
名:業
字:
生没年(?-?)
出身地:荊州武陵郡武陵県
親:
子:
260年、魏の皇帝曹髦は司馬昭
のこれ以上の専横を許すことができず、侍中(皇帝の側近で補佐役)の王沈
、尚書(国務大臣)の王経、散騎常侍(皇帝の側近)の王業を側に呼んで、
「司馬昭の本心は道行く人でも知っている。」と言い自分から出撃して司馬昭を討ち取る決心をした。
王業は王沈と共に司馬昭にこのことを報告した。後年晋の中護軍(近衛軍の副将)となった。
「演義」でもほぼ同じである。
王経は帝に殉じ忠義の士という評価を得ました。王業はあまりにも無謀な計画に賛同できず、
生き延びて出世した代わりに後世の評判は芳しくありません。
難しい状況の中での難しい判断だったのではないでしょうか。
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