夏侯栄 幼権(かこうえい ようけん)
姓:夏侯
名:栄
字:幼権
生没年(206?-219)
出身地:
親:夏侯淵
子:
幼い時から聡明で7歳で文を書くことが出来た。曹丕はその評判を聞きつけて彼を招いた。
曹丕の元にいる100人もの賓客たちは名刺を夏侯栄に渡したが、
夏侯栄は賓客たちの名前と出身地を一人も間違えなかったという。
漢中で父の夏侯淵が蜀軍に敗北した際に、周囲は夏侯栄を脱出させようとしたが、夏侯栄は
「主君や肉親があぶないときになぜ自分だけ逃げられるか」と剣を振り回して戦い、討ち死にした。
享年13歳。
(魏書・夏侯淵伝)
「演義」には登場しない。
早い死が惜しまれます。曹操の息子の曹沖
をも連想させます。
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