隠蕃(いんばん)
姓：隠
名：蕃
字：?
生没年(208-237以前(呉の嘉禾年間))
出身地：青州
親：
子：
230年、曹叡は弁舌の才があった隠蕃を呉に派遣し、偽りの投降をさせて、
廷尉(裁判官)に就かせ重臣たちの罪を厳しく取り締まらせて反乱を起こすよう仕向けさせた。
孫権に上書したが禰衡と似ているが、才能はどちらにも及ばない」
と評した。盛んに司法のことを論じたので廷尉監(裁判官の補佐)になることができた。
ひとかどの人物として広く交友を得、とくに朱拠、
[赤β]普とは親しくなったが潘濬
は食料の援助を行った息子を注意して食料を返還させた。後に事が発覚して一族皆殺しの憂き目を見た。
(呉書・潘濬伝、胡綜伝)
「演義」には登場しない。
それにしても随分と手の込んだ曹叡の策略ですね。
陰蕃、あるいは曹叡に何か別の意図でもあったのでしょうか？
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