鄂煥(がくかん)
姓：鄂
名：煥
字：
生没年(?-?)
出身地：
親：
子：
「正史」にはその名を見ることはできない。
「演義」では蜀に対して反乱を起こした越雋郡の太守、高定の部下として登場する。
身長九尺、醜悪な顔つきで方天戟を操る勇者。
諸葛亮の軍と接触すると魏延と一騎打ちとなり、
魏延がわざと逃げるとこれを追いかけ、生け捕りにされる。
孔明は鄂煥を許して返し、「高定は忠義者なのに雍[門豈]に騙されている。
今のうちに蜀に降伏すべきだ。」と鄂煥に言った。このことを聞いた高定は感激したが、
雍[門豈]に「反間の計略だ」と言われて迷う。
雍[門豈]に殺されるのを恐れた高定は鄂煥と共に雍[門豈]を討ち取り、蜀に降伏した。
次に朱褒も討ちとり、鄂煥は高定の牙門将に任命された。
雍[門豈]、朱褒を討ち取る活躍を見せる勇猛な武将として描かれていますが、
ここだけのワンポイント登場です。
雍[門豈]を酒宴に誘って真意を測れば良い、という策を高定に進言したりもしてます。
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