張温の腹心であり、尚書まで昇進した。自尊心が強く過激な人物批評を行った。 当時役職にあった者たちが人品芳しくない者が多く、 曁艶はそれらのほとんどを降格させるような容赦の無い選別を行った。 陸遜、陸瑁、 朱拠などは彼を諌めたが聞かなかった。 このような処置を恨んだ官僚たちは曁艶らは 「自分の気持ちに任せて専断を行い、裁きは公平でない」などと罪を並べ立てて弾劾した。 曁艶は罪を問われて自殺した。 (呉書・張温伝)