郭攸之 演長(かくゆうし えんちょう)
姓:郭
名:攸之
字:演長?
生没年(?-?)
出身地:荊州南陽郡
親:
子:
蜀の侍中。劉備は劉禅の補佐役として
費[ネ韋]、董允と共に郭攸之を指名した。
おとなしい性格であり、官位にあるだけで劉禅に対する忠言は董允の役目であったと言う。
諸葛亮の「出師の表」にはこの3人は「忠実・純粋な者であり、
宮中の万事は彼らと相談して決めればうまく行くでしょう」、と述べられている。
さらには「それが彼らの仕事であり、忠言がなければ彼らの怠慢をお咎めなさって下さい」
と劉禅に諭している。
(蜀書・諸葛亮伝、董允伝)
「演義」にも出師の表に名前だけが登場する。
ほとんど名前だけの登場であり、事跡はわかりません。
「出師の表」に名前が出ているがゆえに、歴史に名を残したとも言えます。
劉備の信任は受けていたようなので、あるいは費[ネ韋]や董允の良き相談役だったのかもしれません。
リストへ戻る