[糸寥]尚(きゅうしょう)

姓：[糸寥]
名：尚
字：
生没年(?-?)
出身地：
親：
子：

199年、楊醜が主君の張楊を殺すと、さらに[目圭]固が楊醜を殺し、袁紹の救援を求めて射犬に篭城した。

曹仁と史渙が討伐に来ると[目圭]固は袁紹に援軍を求め、張楊の部下であった薛洪と河内太守の[糸寥]尚は残って抵抗した。曹仁らが[目圭]固を野戦で討ち取ると、曹操は元々は張楊の元で同僚であった董昭に命じて[糸寥]尚らを説得させた。 [糸寥]尚らは即日降伏して列侯に封ぜられた。 (魏書・武帝紀、董昭伝)

「演義」には登場しない。

袁紹と曹操の間で揺れ動いた張楊陣営、 [糸寥]尚らが曹操に付いたことで袁紹陣営は并州を完全に制圧することはできなかったようです。