孔桂 淑林(こうけい しゅくりん)


姓:孔
名:桂
字:淑林
生没年(?-220)
出身地:雍州天水郡
親:
子:

関中の軍閥である楊秋の部下。 たびたび曹操の元に使者として訪れ、 曹操に気に入られて騎都尉に任命された。曹操の機嫌の良い時をねらって 細々とした意見を述べたため、頻繁に採用されて褒美に預かった。 曹操のお気に入りということで曹丕やその他の人士とも付き合い、 さらに裕福になって着飾ったという。

曹植に近づいて曹丕と疎遠になったため、曹丕の反感を買った。 曹丕が皇帝となると、西域からの賄賂を受け取って人事を動かした疑いで逮捕され、 殺された。(魏書・明帝紀)


「演義」には登場しない。
関中軍閥の楊秋の部下ということで取り上げてみました。「魏略」の「佞倖篇」 というこびへつらう人の列伝に記載があります。
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