韓福(かんふく)


姓:韓
名:福
字:
生没年(?-200)
出身地:
親:
子:

「正史」にはその名を見ることはできない。
『演義』では洛陽の太守。関羽曹操の元を脱出し、 劉備の二人の夫人と共に河北に向った際、二番目に関羽を阻んだ。 部下の孟担の献策で孟担自身が囮となって関羽を呼び寄せ、 韓福が暗箭(だまし矢)で関羽を仕留める手筈となった。 孟担は関羽と二、三合やりあってから逃げ出したが赤兎馬に乗る関羽に追いつかれて討たれる。 韓福は矢を放ったが関羽の肘にしか当てることが出来ず、関羽に追いつかれて斬られた。
洛陽の太守にしては大した軍勢も持ち合わせず、策も稚拙で洛陽太守の名が泣きます。 曹操の人材配置としては致命的なミスと言え、関羽を逃した程度のなら被害は軽微でしょう。 ま、関羽を逃がさないと話しは続かないのですけどね。
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